キャラクター構想

性別：男

年齢：30～60代


～詳細～
仕事中ならあらゆる感情（私情）を殺し、キリングマシーンになれる男。

「感情（私情）を意識しないようにする」といった生半可なものでは無く、完全完璧に感情（私情）を思考から切り離す事が出来る。

その余りにも冷たく冷酷な人間性ゆえに今の地位に昇り詰める事が出来たと言って良い。

ただ、仕事が終わると途端に人が変わり、場合によっては泣き崩れたりする事も少なくはない。

周りの人間は彼が「二重人格なのでは？」と噂している。

彼に両親・肉親・親戚・親類はいない。

今現在の地位に昇り詰めるまでの仕事中に仕方なく殺した（または死なせてしまった）らしい。




～何かのワンシーン～

「武器を捨てろ！捨てなければこいつを殺すぞ！！」



「・・・・貴様、私に人質などという手段が通用すると、本気で思っているのか・・・？」




「へ・・へへっ！強がってんじゃねーよぉ！！知ってるんだぜ！？お前はこいつの事が好きなんだろ！？愛してるんだろ！」

「てめえの思い人を殺されたくなけりゃさっさと武器捨てろって言ってんだよ！！」





「ふむ・・・確かに彼女の事を私は愛している。」

「・・・・・・しかし、それは私情だ。」

「私は仕事中には一切私情を持ち込まない主義でね。」

「そうだなぁ・・・仕事中の私は普段の私とは違う、全くの別人と思ってもらって構わない。」

「仕事中なら私はどんな非道な事でも非情な事でも躊躇無く行える。」

「例え、それを行う事によって最愛の人を死なせる事になってもだ！」

「そうして、仕事を終えた私は何日も何ヶ月も何年の・・・彼女の事を思い！涙し！悔い！絶望するだろう！！」

「だが、それは後の事だ。」

「今、現時点での私には全く関係無い事柄だ！！」

「悲しむのは後だ！後悔するのは後だ！懺悔するのは後回しだ！自責の念に押しつぶされるのは未来の私だ！」


「私に両親はもういない・・・　　　　私が殺したからだ。」

「私に親戚・親類は誰もいない・・・　　　私が殺し尽くしたからだ。」

「私の恋は長続きしない・・・　　　今まで何人も今と同じような状況で死なせてしまったからだ。」


　　　　　　　 「そういう訳だ・・・残念だったねサヨウナラ。」